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東南アジア駐在員報告2002年12月 経済 ソニーの撤退でインドネシア経済界に不安
同工場では2000年4月から約4か月労働争議が続き、国会の場でも取り上げられるなど、日系企業だけでなく国内の大きな労働問題としてクローズアップされたこともあった。インドネシアでは、労働問題や毎年の高率の賃上げ、税制や通関などの不明瞭な取扱い、また、テロ事件などの治安面での不安など、企業活動に不利な条件が多いとされ、外国投資の伸びもあまり期待できない。インドネシア商工会議所の会頭は、今回のソニーの撤退に他の労働集約型の企業が追随しないとは限らず、政府は重大に受け止めていないと批判している。 |
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