台湾駐在員報告
2019年1月 社会・時事 駐在員 : 内藤 晴仁
12月9日早朝、台湾最大級のマラソン大会である「台北マラソン」が開催された。静岡からは、県、静岡市、民間経済団体等が「台北マラソン訪問団」として80名近くのマラソン参加者とともに台北市を訪問した。
外国の招待選手を中心にハイレベルなレース展開を見せる台北マラソンは、今年も見ごたえのあるデッドヒートが繰り広げられた。男子は1位から3位までのタイム差が数秒単位の勝負となり、最後まで目が離せないレースとなった。
静岡から参加した多くの一般ランナーも、自分のペースで台北市内の風景を楽しんで走っていた。中には、富士山帽子やオリジナルTシャツ、法被を着て静岡をPRしながら走るランナーもおり、沿道から熱い応援を受けていた。
なお、台北マラソンに合わせて開催された「マラソンEXPO」や、マラソン大会当日の市政府前広場では「静岡ブース」を設置した。ブースでは静岡茶の試飲や観光案内のほか、来年2月開催の「静岡マラソン」のPRを行い、マラソン交流の一層の広がりを図った。また、台北駅地下では特設ステージが設けられ、静岡に関する音楽や踊り等を通じた台北市民との交流が行われた。
2019年2月、静岡マラソン参加のため、台湾から100人近いランナーが静岡を訪れる。今回、台北マラソンを通じて多くの交流が生まれたように、台湾の方が静岡マラソンを通じて静岡を好きになって頂けたらこれほど嬉しいことはない。交流を契機とした静岡と台湾の関係が強まっていくことを願っている。
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