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中国駐在員報告
1999年7月 その他 駐在員 : 今村 理一郎
インターネットカフェ300軒を閉鎖、上海での情報流入への規制強化続く
現在、中国都市部で流行しているインターネットを楽しむ喫茶店「インターネットカフェ」への規制が強化され、上海市内でこれまでに無許可経営などを理由として約300店舗が閉鎖処分を受けた。この他、不法な衛星放送受信設備の摘発や映像音響ソフトの輸入管理強化などの措置が相次いでいる。
上海各紙によると、インターネットカフェは4年前から同市内に出現し、現在約2,000軒にまで達したが、市政府の管理が及ばない無認可店舗や小中学生のコンピューターゲームの場となっているケースが増えているとして、警察当局が集中摘発に乗り出した。
衛星放送受信設備については、摘発チームの市内巡回による無許可アンテナの撤去が進められており、映像音響ソフトの輸入に関しても文化省による許認可制度が導入され、情報管理強化が図られた。
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