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中国駐在員報告

1999年9月 企業動向
駐在員 : 今村理一郎


    日本のビール会社が中国で健闘
     今年、日本のビールメーカーが相次ぎ中国で生産を拡大している。
     キリンビールは、1996年、広東省ので台湾との合弁企業を設立し、今年 4月から「一番搾り」の出荷を始めた。「一番搾り」は、評判がよく売上げを急激に伸ばし、珠海工場の生産量が限界に達したため、蘇州の工場の生産設備が増強された。今後、珠海工場が華南の中心都市・広州に、蘇州工場が中国最大商業都市・上海に出荷する計画である。生産量として、今年は「一番搾り」を110万箱(1箱=350ml/缶×24缶)生産し、2000年に200万箱に拡大する計画である。
    アサヒビールは、「スーパードライ」の中国市場での販売量を、今年は200万箱、2001年は300万箱にする計画で、今年7月、深せん工場を正式に開業させた。
    サントリーは、今年6月に上海工場を拡張し、また2001年には上海に近い江蘇省市で第2工場を設立する計画を発表した。
    サッポロビールも4月に、江蘇省市で工場を増設し、生産規模を拡大した。
     サントリービールの今年第1四半期の上海での販売量は、昨年同期比で  62%増を記録し、市場シェアが初めてオランダの「REEB」とアメリカのバドワイザーを上回ってトップを占めた。
    中国のビールは、アルコール度数が3.8%で、日本のビールよりも低く、日本人には少し物足りない。中国製ビール1缶の値段が3〜5元するのに対し、日系ビール1缶が6〜7元することを考えると、ビールの販売量増加が何よりも中国の経済発展を物語っているように思われる。


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