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中国駐在員報告

2015年6月 政治
駐在員 : 井口真彦


5月21日から24日にかけて、日中観光文化交流団に参加した。

これは、自民党の二階俊博総務会長をトップとした、日中関係改善を目指す観光業界関係者ら約三千人の訪中の一環である。

この訪中団は、様々な分野、地方からの団体の連合体であり、私は、このうちの日中観光振興協会中部支部・中部広域観推進協議会主催の訪問団に、天津から合流したものである。

様々な団体が多様な活動を繰り広げたが、私たちは、天津市旅遊局、天津市内の有力旅行会社の訪問、北京での主要旅行会社との商談会、「ビジットジャパンFITトラベルフェア」への出展などの活動に参加した。

そして、この全体のイベントのメインが、5月23日に人民大会堂で行われた「日中観光交流の夕べ」である。日本でも大きく報道されたが、本当に驚いたのが、中国側からの習近平国家主席の参加である。

習主席は、「中国が中日関係発展を重視する基本方針は終始変わらない」、「両国関係が順調に発展していないときこそ、民間交流の強化が必要だ」、「日本軍国主義の侵略の歴史を歪曲、美化しようとするいかなる言動も決して許さない」などと述べ、二階氏は、「日中関係を支えているのは政治情勢に左右されない民間レベルの深い人的関係」、「習主席をはじめ、中国側の皆さまから前向きのご支持を頂きながら、ともに日中関係の新時代を築いていきたい」などと語った。

日本のマスコミでは、習主席の、安倍首相の歴史認識を念頭に置いたと見られる発言がクローズアップされていたが、習主席の他に汪洋副首相、唐家璇元国務委員といった大物が出席していたことに加え、習主席が登場すると、日本側出席者から大きな拍手が湧き、拍手が鳴りやまない中、一旦着席した習主席が再び立ち上がり手を振ったこと、会場の人民大会堂には日本語を話せるスタッフが数多く配置され、日本語による挨拶が徹底されているなど、これまでにない友好的な雰囲気を感じた。


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