東南アジア駐在員報告
2022年3月 社会・時事
駐在員 : 福田 渉
日本と同様にシンガポールでもオミクロン株による感染が依然として続いているが、ワクチン接種完了者を対象に両国間における水際対策を緩和するなど、一般旅客の往来を再開させようとする動きが見られる。
2月下旬、シンガポールはオミクロン株感染者が急増していて、日本政府から指定国として、入国の際には指定施設での3日間の待機を含む7日間の待機が義務付けられていた。しかし、その発表の4日後には、ワクチン接種完了者を対象に指定施設ではなく自宅等での待機に変更になり、さらに入国後3日目以降に自主的にPCR検査を受けて陰性であれば、その後の待機の必要がなくなるなど措置の変更があった。PCR検査についても鼻の粘膜を拭い取る方法に加えて、唾液による検体の提出も認められた。
出入国に際して待機期間の短縮やPCR検査の方法の拡大など、国際的な往来を再開するにあたってのハードルは確実に低くなっている。
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