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韓国駐在員報告2015年3月 社会・時事 自治体国際化協会ソウル事務所主催の調査研修に参加し、平昌冬季オリンピック競技場及び東海岸圏経済自由区域(EFEZ)を視察した。江原道(クァンオン)平昌郡(ピョンチャン)は、2018 年開催の「第23 回冬季オリンピック」のメイン会場であり、スキージャンプ、クロスカントリースキー、ノルディック複合等、7つの種目が行われる。この地域は、もともとジャガイモの種芋(江原道の名産)が栽培されていたが、冬季オリンピックを誘致するため江原道が主導して造成し、2009 年にグランドオープンさせた。標高700m の高原と地形を活かしたゴルフ場やスキー場のほか、客室数900 を誇る宿泊施設を完備し、また、韓国で唯一、国際規模のスキージャンプ台を有する、まさに冬季オリンピックのために用意された複合観光施設である。江原道職員の話によると、過去のオリンピック開催都市と同様、大会終了後の施設稼働率向上のため、夏の海水浴、冬のウインタースポーツ及び近郊の江原ランドカジノを中心に、国内外から観光客誘致に注力していく方針である。 |
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