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中国駐在員報告
2000年1月 その他
駐在員 ： 今村理一郎
ふじのくに親善大使活躍
平成９年度の『ふじのくに親善大使』姚永敬さんが上海市に戻り、活躍している。姚永敬さんは、現在、上海宝山経済発展研究所に勤務し、研究員として宝山区の経済開発のための調査研究をする傍ら、上海外国語大学夜間大学宝山分部の日本語科の中心として、自ら中級レベルの組を受け持つほか、教師の手配、生徒集めから大学当局との交渉などに奔走している。静岡には、1996年から1998年まで滞在し、静岡常葉学園浜松大学で留学生活を送った。
この姚さんから生徒たちの日本語スピーチコンテストの審査員を頼まれ、去る12月26日のコンテストに参加した。審査員には、静岡銀行とヤマハの駐在員にも協力してもらった。コンテストには、小学4年生から35才の設計関係の技術者まで、年齢、職業、日本語を学ぶ動機が異なる31名の生徒が参加した。レベルは、初級者から中級者までかなりの開きがあるものの、初級者でも日本語を習い始めて9か月とはとても信じられない程上手に話す生徒もいた。
姚さんの今の悩みは、生徒たちが生きた日本語に触れることのできる機会がなく、ヒヤリング能力を高める教材不足だと言うことだ
そこでトピックスをお読みの方で、不要となった歌のテープやテレビドラマのビデオテープがありましたら、商工労働部産業国際室若しくは生活・文化部国際室までお届けいただければ幸いです。
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