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韓国駐在員報告2015年2月 社会・時事 日本政府観光局は2015年1月20日、2014年1年間の訪日韓国人客数が前年比12%増の275万5,300人を記録したと発表した。韓国観光公社の統計によると昨年の訪日韓国人客数は、日本が韓国からの観光客に対するビザ免除を恒久化した翌年の2007年(260万694人)を上回り、過去最多を更新した。訪日韓国人客の増加は、2013年から続く円安で訪日旅行の割安感が強まったほか、2014年10月から始まった訪日客への消費税免税品目の対象拡大などが追い風となった。一方、2014年1年間に韓国を訪問した日本人は約229万7千人で、訪日韓国人客数が訪韓日本人客数を上回るのは2008年以来6年ぶり。また、2014年1年間の訪日外国人客数は前年比29.4%増の1,341万3,600人で過去最高を記録した。このうち台湾人が282万9,800人と最多で、韓国人は2番目に多かった。これらのことを受けて、韓国の格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空は、仁川―大阪線に1日1往復で2015年3月29日から、大邱―大阪線に週5往復で同月30日からそれぞれ新規就航すると発表した。また、同じく韓国LCCのジンエアーは国内外16路線の2015年3〜8月の運航便を対象とした航空券のセールを期間限定で実施すると発表した。路線別の往復の最安値は仁川―長崎が9万7,800ウォン(約1万円)、仁川―福岡が10万6,900ウォン、仁川―グアムが24万7,300ウォンなど。金浦―済州の国内便は片道2万7,800ウォンから。 |
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