• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 台湾駐在員報告

ここから本文です。


台湾駐在員報告

2019年1月 政治
駐在員 : 内藤 晴仁


高雄市は台湾南部最大の都市で、政治的には、民進党が過去20年間にわたり市長を排出する「民進党の盤石な選挙地盤」として名高い。
このため、先月実施された台湾統一地方選挙で、かつて高雄市代理市長を経験した陳其邁氏(民進党)が落選したことは、民進党に大きな衝撃をもたらした。地元メディアは「番狂わせ」と報じ、新市長に当選した韓国瑜氏(国民党)の「韓流旋風」は台湾政治界で最も注目を集める現象の一つとなった。
当初は泡沫候補と見られていた韓氏だが、そのユニークな風貌と親しみやすさ、分かりやすい政策等で少しずつ人気が上昇、選挙戦終盤になる頃には、数万人単位の集会の開催、韓氏の追っかけグループの出現、韓氏グッズの販売等、政策以外の話題も含む一大ムーブメント「韓流旋風」を引き起こした。
市長就任式では韓氏を熱狂的に支援する多くの市民が集まり、市長就任記念切手の販売に長蛇の列ができた。「韓流旋風」はまだまだ収まる気配がない。
高雄市は経済的な停滞や若年失業率の高まり等、多くの課題を抱えている。新市長に就任した韓氏の真価が問われるのはこれからである。


日付別一覧  地域別一覧  分野別一覧


お問い合わせ

知事直轄組織地域外交局地域外交課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3066

ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp