中国駐在員報告
2017年3月 行政
駐在員 ： 石井亘
牧之原市は、2011年から上海市閘北（ザーベイ）区と友好交流を進めており、閘北区でのお茶関連のイベントに同市から関係者が参加するなどの交流を行ってきた。
2015年10月、閘北区は隣接する静安（チンアン）区と合併し、合併後の行政区は静安区が継承した。その後も交流は継続しており、昨年も静安区から都市計画関係者が牧之原市を訪問した。
牧之原市は静安区との交流を引き続き進めていきたいと考えていることから、２月６日に市の関係部局の職員が同区外事弁公室を訪問し、今後の交流の方向性について協議を行った。静安区も「牧之原市との交流については積極的に進めていきたい」との考えを持っており、新たな協定に関する検討など今後に繋がる協議を行った。牧之原市は今年６月にも再度静安区を訪問する予定である。
静安区は上海市の中心地に位置しており、戸籍人口は約110万人、上海を代表する商業地区として、高級ホテルやショッピングモールが立地している。静安区との交流により、牧之原市が中国で情報発信でき、プラス面が大きいことから、当事務所としても、交流促進のために協力していく。
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