東南アジア駐在員報告
2014年9月 社会・時事 駐在員 : 芦澤 裕之
8月14日から17日までの4日間、タイの旅行博「TITF」において、FIT(個人旅行者)向けのPRブース出展と、旅行会社向けの商談会に参加した。
JNTOの調査によれば、タイからの訪日客数は、2013年7月のビザ免除の影響もあり、2012年の26万人から45万人(2013年)、33万人(2014年上半期)と、うなぎのぼりに上昇している。我々が参加したジャパン・パビリオンには計34ブースが出展していたが、どのブースにも情報を求める来場者で人だかりができていた。
富士山の知名度は抜群であるものの、残念ながらタイでは、河口湖又は箱根から富士山を眺める旅行が一般的となっている。このため、我々は個人客向けには「富士山と茶畑」、 「富士山と桜」など、富士山の違った楽しみ方を提案し、旅行会社向けには具体的な富士山周遊モデルコースにより商談を行った。
タイの旅行者は、「写真で見たことがあるきれいな場所に行って、自分も写真を撮りたい。」という傾向が強いようだ。したがって、団体客のみならず個人客を獲得するためにも、今後、旅行会社のツアー造成やメディアへの露出を進め、旅行者の頭に本県の絶景をインプットする必要がある。
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