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中国駐在員報告

2017年11月 政治
駐在員 : 土屋岳久


 10月18日(水)〜24日(火)の7日間、北京で「中国共産党第十九次全国代表大会」(中共十九大:第19回中国共産党全国大会)が開催された。
この大会は5年に1度開催され、中国共産党の指導体制や基本方針等の見直し、中国共産党中央委員会委員を決める選挙が行われる。ほかにも、大会終了後に開催される「中国共産党中央委員会第一次全体会議」(一中全会)では、中国共産党員約9,000万人のトップである党総書記や、最高指導部となる中央委員会政治局委員(25名)、中央委員会政治局常務委員(7名、通称「チャイナ・セブン」)が選出される。中国では、中国共産党が一党支配を確立しており、これら一連の会によって今後5年間の中国の方向性が決定することから、今大会も、中国国内のみならず全世界において注目された。
今大会で打ち出された方針や新たな指導部体制については、日本でも詳細に報道されていたため、ここではこの大会によって上海が受けた影響についてふれることにする。
まず、交通の面では、大会開催に併せて、北京方面に向かう高速鉄道(新幹線)のセキュリティチェックが通常1回のところ2回になった。身体検査等も厳重に行われたため、駅到着から車両に乗車するまでの時間が、通常の1.5倍程度になった。
また、生活の面では、8月にカラオケ店など遊興店舗の無許可営業などの違法営業の取締りが厳しくなり、多くの違法営業店が営業休止もしくは閉店することとなった。こういった取締まり強化についても、私の周りの中国人の大半によると、今大会を見越して地方政府が中央政府に対し、しっかりと法治していることをアピールするためだろうとのことだった。
その他にも、交通ルールなどの法令の順守が、今大会までの1年間でかなり重点的に取り組まれているように感じるが、上海が様々なルールが守られ、生活しやすい街になって行くことは大歓迎であるため、今大会が終了した今後も、この流れが継続していくことを願う。


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