東南アジア駐在員報告
2020年2月 経済 駐在員 : 福田 渉
本年1月11〜12日の2日間、県内企業が現地の優秀な学生を採用するため、インドネシア西ジャワ州バンドン市で、県と西ジャワ州の共催による海外合同面接会が開催された。県内企業10社が参加し、現地で企業の採用担当者が直接面接を行った。
本県と西ジャワ州は、2017年に人材育成と経済協力に関する覚書を交わしており、これに基づいてカミル西ジャワ州知事から全面的な協力を得て行われた。開始前から学生たちが長蛇の列をつくるなど、高い関心を集め、2日間の来場者は523名に上った。参加した県内企業からは、「想像以上に多くの学生に来てもらった」「日本では出会えないような優秀な人材がいた」「日本に憧れを持って仕事をしたい人が多いと感じた」などの感想をいただいた。
カミル知事もSNSで、自らの経験を踏まえて、海外で経験を積むことの重要性を説きつつ、今回の面接会を告知していただいたところ、72,000件を超えるLikes(いいね)を集めた。日本に憧れを抱いてやって来るインドネシア人に対して、彼らの能力を存分に発揮して会社や社会に貢献できるような人材になってもらうため、仕事や生活の両面で快適な環境づくりを進めていかなければならないと強く感じた。
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