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中国駐在員報告2002年3月 静岡異国通信(静岡新聞社) 春 節 中国の人にとって最も大切な祝日は、なんと言っても「春節」です。地方から働きに来ている人もお土産をたっぷり持って故郷に帰り、家族と一緒に新年を迎えます。今年は2月12日が春節に当たり、11日の大晦日は朝からいたるところで爆竹が鳴らされ、夜には打上げ花火も加わり、すぐ目の前の道路や路地からも次々と打上げられていました。午前0時頃にはピークに達し、爆竹が30分間鳴りっぱなしで、想像を絶する音と光の競演が続きました。ただ爆竹と花火が禁止されている北京でも、春節期間中の6日間で472件の火災が発生し、規制が比較的緩やかな浙江省では、大晦日から元旦にかけての1日だけで2304件の火災が発生したとのことでした。 また、気になる「紅包(お年玉)」の額ですが、事務所のスタッフの話では上海で100元以上、東北地方の瀋陽でも最低50元は包むそうで、この時期家族や親戚に配る紅包の額もばかにならないとのことでした。 |
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