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東南アジア駐在員報告2006年1月 経済 昨年のタイは、インド洋大津波によるリゾート地プーケットの大被害で幕を開け、さらに原油高や鳥インフルエンザの再発など、悪材料が続出した。その影響でインフレ率の上昇、内需の陰りなどから、経済成長率は一昨年(2004年)の6.1%から4%台に鈍化する見通しとなった。
今後も、日系自動車メーカーによるタイでの生産・輸出拠点化が加速するものと思われる。 また、新たな注目される動きとして昨年末、タイ工業省、タイ工業連盟、バンコク日本人商工会議所及びジェトロ・バンコクセンターの4機関による「タイ自動車産業人材育成プロジェクト」に関する覚書が締結され、自動車関連地場産業底上げを目的とした人材育成の取組みが始まるなど、「アジアのデトロイト」の実現が近づいている。 注1・・・IMVとは、インターナショナル・イノベーティブ・マルチパーパス・ビークル の略で、トヨタがアジア、南米、アフリカなどの振興地域向けに開発したピッ クアップトラック・多目的車の総称である。 |
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