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中国駐在員報告
2002年2月 その他 駐在員 : 外山敬三
・上海浦東地区の観光資源
今上海の浦東地区ではいずれも東洋一を売り物にした観光施設のオープンが目に付く。
昨年12月にオープンした「上海科学技術館」は科学普及教育とレジャーを目的としており、敷地面積6万8千平方米、建築面積は9万8千平方米で「地殻探検館」「生物万象館」「視聴覚楽園館」「知恵の体験館」「子供科学技術館」等6つの展示館に分けられている。なお、昨年10月20日のAPEC非公式首脳会議が開催されたのもここである。
また、今年まもなくオープン予定の「上海海洋水族館」は敷地面積2万538平方米、水族館部分1万平方米、緑化面積2千4百平方米でアジア最大を売り物に、28の展示区域に分けられ、120メートルの水底トンネルが設置されている。展示される魚類等は約400種・1000匹にのぼる予定である。
観光名所が次々と開発されている浦東地区であるが、黄浦江の観光トンネルを通って外灘から浦東へ行き、世界で三番目ののっぽビル「金茂大廈」に登って外灘の景色を眺め、「水族館」「科学技術館」とコースを巡り再び外灘に戻ると、通行料及び入場料だけで合計270元(1元;約17円)の出費となる。
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