台湾駐在員報告
2018年3月 社会・時事
駐在員 ： 内藤晴仁
２月16日から３月11日までの間、台湾観光局（日本の観光庁に相当）と嘉義県が主催する「台湾ランタンフェスティバル」が開催された。
「ランタンフェスティバル」は台湾の旧正月行事の一つであり、この時期、各都市で大小様々なランタンフェスティバルが開催される。台湾観光局が主催するランタンフェスティバルは規模が大きく、毎年各都市が持ち回りで開催しており、台湾内外から多くの観光客が訪れる。今年の開催地となった嘉義県では、開催期間、面積とも過去最大級の規模となり、点灯式には蔡英文総統を招く等、大変な力の入れようであった。
静岡県は、このランタンフェスティバルの会場の一つである故宮博物院南院に、富士山とお茶をモチーフにしたランタンを出展するとともに、静岡県の認知度向上に向けたSNSキャンペーンを行った。多くの来場者が静岡県のランタン前で記念撮影を行っている様子を見て、静岡県のランタンが嘉義のランタンフェスティバルを彩り、来場者の心にも一生の思い出として深く刻まれたことであろうと感じた。
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