東南アジア駐在員報告
2016年11月 経済 駐在員 : 芦澤裕之
10月7日から9日の3日間、インドネシア(ジャカルタ)で開催されたガルーダインドネシア・トラベルフェアに、静岡観光ブースを出展した。
来場者の多くは、ガルーダインドネシア航空がこのフェアに合わせて販売する格安航空券を目当てに訪れている。入場料約300円と有料であるが、早朝から行列ができ、3日間多数の来場があった。
ブースでは、航空券を購入した上で滞在中の行程を相談される方や、明確な旅行期間を決めた上で情報を集める方が多く、また、相談者の多くは、JRパスなどの交通パスを購入済み、又は購入予定の方であり、インドネシアでも個人旅行(FIT)化の一層の進展を実感した。
インドネシアで人気のある旅行先は、東京、大阪、富士山、北海道であり、白川郷、アルペンルートがちらほらといった状況。静岡ブース訪問者の質問のほとんどは「東京から大阪の移動途中で富士山に立ち寄りたい」というものだったが、富士山といえば河口湖、箱根というイメージが根強く、静岡側からの富士山は苦戦を強いられている。
こうした中で、今回、はじめてインドネシアでPRした交通パス「富士山・静岡エリアツーリストパス・ミニ」は、「値段も安く、行きたいところがすべて入っている」との反応をいただいた。モデルコースのチラシも多く手に取っていただけ、今後の観光誘客に手応えを感じた。
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