東南アジア駐在員報告



2024年8月 経済
駐在員 : 竹田 敏彦


 シンガポール食糧庁は、16種類の昆虫を食用として認可した。内訳は、コオロギ・イナゴ・バッタ関連が7種類、蛾と蜂関連が4種類、カブトムシ関連が5種類だ。現地の新聞には、地元の有名なレストランが考案した「ジューシーな蚕とカリカリのコオロギを載せた寿司」、「スーパーワームを使ったカニ料理」、「チョコレートと焼きコオロギ」などインパクトのある昆虫料理の写真が掲載されていた。
 国連食糧農業機関(FAO)も高タンパクかつ環境負荷の少ない昆虫食の将来性を認めている。また、シンガポールの昆虫食関係企業の調査によると、30歳以下の顧客からは昆虫食を試してみたいという声が多く寄せられているとのことだ。ただ、個人的には、昆虫が載っていないそのままの寿司、カニ料理やチョコレートが食べたいと思ってしまう。

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