韓国駐在員報告
2017年4月 社会・時事 駐在員 : 小関克也
県の民間外交支援事業で訪韓した静岡県獣医師会の一向に同行し、3月27日から29日にかけて、本県と友好提携を結んでいる忠清南道を訪れた。この訪問は、昨年10月、本県が開催した「東アジア「食と農」地域フォーラム」に忠清南道獣医師会が参加し、県獣医師会と面談した際、県獣医師会との交流を提案したことを受けて、現地の状況を把握するために実施したものである。
道獣医師会との打ち合わせに加えて、現地の大学(忠南大学)の獣医学部や動物病院の視察も行ったが、驚いたのはその設備の充実度である。
犬猫用のレントゲンやCTスキャンはもちろん、1台1億円近くするMRIの機械まで設置されていて、一般の病院も顔負けの設備である。
今回訪問した県獣医師会の方々は家畜を専門とする獣医であったので、「次回訪問時には、是非、犬や猫等のペットを専門とする獣医を連れて、先進的な現場を見せたい」とのことであった。
今後、静岡県と忠清南道の獣医師会では、覚書の締結に向けて協議を進めていく予定である。県、当事務所でも、引き続き支援を図っていく。
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