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中国駐在員報告

2009年9月 社会・時事
駐在員 : 若田部 孝


便利なものでも落とし穴あり〜四川省成都空港の停電 

 2009年8月11日(火)午前10時14分に、四川省の成都双流国際空港(以下、成都空港)で、変電所の火災による停電が発生し、同空港の管制システム等にも障害が起きた。新華社によると、「計148便の航空機が遅延し、数万人の旅客に影響が出た。」という。
 もともと中国の航空機は、単発路線の往復だけではなく、国内各地域の空港の経由便や乗り継ぎ便となる路線が多く、そのため各地域の天候状況や航空機の機体の状況により、航空機の離着陸時間が遅れる場合が多い。
 しかし、今回は、空港の管制システムへの障害を伴ったため、はるかに大きな影響が出てしまった。約5時間の停電により、成都空港では同時間帯の航空機の離着陸ができず、さらにその影響は各地域の空港にも波及してしまった。
 例えば、チベット自治区の拉薩(ラサ)空港出発、成都空港乗り継ぎによる上海浦東空港行きの場合、その影響は次のとおりであった。
   ○拉薩空港   予定離陸時間   10:50
             離陸時間   15:00(機内等で4時間待機
   ○成都空港   予定到着時間   12:10
             到着時間   16:30
   ○乗り継ぎ便  予定離陸時間   16:30   
             搭乗時間   22:30(ターミナルで6時間待機
             離陸時間   00:30(機内で2時間待機)
   ○上海浦東空港 予定到着時間   18:30
             到着時間   02:30
 以上により、約8時間遅れで目的地に到着した。
 当日の成都空港内のチェックイン・カウンター、搭乗口等では、利用客があふれ、空港職員、航空会社職員は利用客への対応に忙殺され、割り込みに端を発する客同士の多数のトラブル等に警官隊が出動する騒ぎとなった。
 なお、これまでの経験では、離陸前に航空機内で飲料のサービスが開始されると30分以上の遅れとなり、食事のサービスが開始されると1時間以上の遅れとなることが多い。


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