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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2003年11月 その他
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール ジャパンウィークの開催で分かったシンガポーリアンが行きたい場所

    今年は「*日本・ASEAN交流年(東南アジア諸国連合)2003」で、1年を通じて日本とASEANの間で、文化、芸術、スポーツ、教育など様々な分野の交流事業、活動が繰り広げられている。
    シンガポールでは、10月17日から20日まで高島屋ショッピングセンターにおいて「ジャパンウィーク」が開催され、本県もブースを出展し、富士山と静岡茶を中心とする静岡の魅力を発信した。期間中、会場となったTAKASHIMAYA SQUAREには約8万人(高島屋発表)が来場し、静岡ブースにも約1万人が訪れた。静岡茶を味わってくれた人も約3,500人にのぼった。また、併せて、簡単な静岡県についてのアンケートを実施したところ、386人から回答を得た。非常に簡単なアンケートだったにも拘わらず、かなり興味ある結果が出たのでそのいくつかを報告する。
    回答者の国籍は多い順に、シンガポール320人、マレーシア24人、中国10人、日本9人の順であった。まず、「静岡を知っていますか?」の問に、知らないと答えた人が全体の71%にあたる274人に上ったのは少し意外であった。次に、静岡空港が完成した場合、「静岡空港を利用すると思いますか?」の問に、思うと回答した人が95%に当たる368人に上り勇気づけられた。
    最後に、「日本で行ったみたい場所、県」を聞いたところ、東京、北海道、大坂、京都に次いで静岡が入っていた。この順位は、「訪日外国人旅行調査」(国際観光振興機構)の訪日外国人の訪問率と、意外と近い結果となった。なお、具体的な場所としては「富士山」が「ディズニーランド」と「ユニバーサルスタジオ」を上回っていたのは少し出来すぎと感じた。
    今後の取り組みとして、シンガポールにおいても静岡茶に対する関心は非常に高いことから、静岡茶のPRの強化の必要性と、また、富士山の写真を一枚一枚、見比べるように見ていく様子はあこがれに近く、観光資源としての富士山をより積極的に活用することの必要性を強く感じた。
    *「日本ASEAN交流年2003」は、2003年が日本とASEANとの交流にとって節目の年(日本が資金を拠出して設立したASEAN文化基金設立25周年、インドネシアとの友好・通商条約締結40周年、カンボジアとの外交関係樹立50周年、ベトナムとの外交関係樹立30周年、フィリピンへの日本人移民・移住100周年)であることから、小泉首相が日本とASEANのパートナーシップを強化するため官民が一体となって様々な交流を活性化することを目的に、2003年を日本ASEAN交流年とすることを提案し、ASEAN諸国の賛同を得た。なお、東南アジアでは初めての開催となった「NHKのど自慢・イン・シンガポール」もこの交流事業に位置付けられている。


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