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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2007年1月 経済
駐在員 : 獅倉 浩


    シンガポール政府は、2010年にオープンが予定されているセントーサ島の総合リゾート開発プロジェクト契約を、マレーシアのゲンティン・ハイランドでカジノを運営しているゲンティン・インターナショナル・スタークルーズ社(以下、「ゲンティン社」という。)と結ぶことを発表した。
    ゲンティン社のプランは、「リゾーツワールド・アット・セントーサ」と称され、開発費52億シンガポールドルで、リゾートの目玉はカジノだ。この計画によって、お膝元のマレーシア・ゲンティン・ハイランドのカジノの集客力低下を懸念する声もあるが、「ゲンティン・ハイランドのカジノは、マレーシア国内とシンガポール等近隣周辺諸国からの客が主で、セントーサ島のカジノは世界各国からの客がターゲットになるため、相乗効果を期待している。」と、ゲンティン社は強気の見込みである。
    観光アトラクションはスティーブン・スピルバーグ監督の関係企業2社がそれぞれテーマパークの開発を担当する。他には、最高級ホテルが6軒、世界最大級の水族館、温泉スパ、海洋博物館等が開発される予定である。ゲンティン社のリム会長は、「セントーサ島総合リゾートの建設で、シンガポールにもたらされる経済効果は39億シンガポールドルに達するはずだ。投資資金の52億シンガポールドルは、年15%ずつ回収できると見ており、7年で全額回収できるものと見込んでいる。この開発によって、2万2千人の雇用が創出され、2010年のオープン以降には更に1万人の雇用が創出されるだろう。初年度の入場者は1,500万人、売上高は100億シンガポールドルを見込んでおり、2015年には150億シンガポールドルに増加するはずだ」とコメントしている。
    シンガポール政府観光庁は、2015年に外国からのシンガポール訪問者数を1,700万人、観光収入を300億シンガポールドルにする目標を掲げているが、この見込みどおりにいけば、セントーサ島総合リゾートで、その半分の収入を上げることになる。

    (注1)
    交換比率は、1シンガポールドル=約78円


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