東南アジア駐在員報告
2017年2月 行政 駐在員 : 吉住理恵子
1月20日(金)、シンガポールにおける県産品販路拡大を図る取組の一環として、ABCクッキングスタジオで、一般消費者を対象としたPRイベントを実施した。
中華正月を前に「Happy New Year, Happy Foods from Happy SHIZUOKA」と題して、みかんや鰹節など、縁起がよく健康にもよい静岡県食材を用いた料理を作るワークショップ形式で、若い女性を中心57名が参加した。
静岡県内企業の協賛を得て、特産品のみかん、わさび、鰹節、抹茶を使い、いなりずし、吸い物、紅白かまぼこの板わさ、抹茶風味のみかん大福の4品の料理を作った。
調理をする習慣が日本ほどはないシンガポールで、料理の楽しさと、食材のおいしさを知ってもらうことで、調理食材としての静岡県産品の販路拡大につなげようという試みとして実施。いなり寿司を作るのは初めてという人、みかん大福をはじめて知ったという人など、参加者はそれぞれに料理のプロセスを楽しんでいた。
鰹節やわさびは、削り器やおろし器などを使う伝統的な調理方法と、だしパックやチューブわさびなど本格的な味が手軽に楽しめる現在の商品とを比較する形で展示し、みかん、メロン、イチゴなど県産品のPRとともに、食文化の一端も紹介した。
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|