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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > ヨーロッパ駐在員報告

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ヨーロッパ駐在員報告

2002年11月 政治
駐在員 : 山口 幸博


オランダ、連立内閣が総辞職

    今年7月に誕生したオランダのバルケネンデ首相は10月16日、連立与党のフォルトゥイン党(LPF)の内部混乱から内閣総辞職の意向を表明した。9月17日に国会が開会されて1か月、政権誕生からわずか87日間の短期政権であったが、総選挙実施までは選挙管理内閣として政権を維持する。
    この連立内閣は、5月に実施された総選挙を受けてバルケネンデ首相のキリスト教民主勢力(CDA)、LPF、自由民主党(VVD)が参加し、7月22日に発足した。このLPFは、移民排斥を出張するフォルトゥイン氏が率いる新党だったが、総選挙直前に同氏が暗殺されたことで同情票も集め、CDAに次いで第2党に進出した。その後、新党首はすぐに選出されたが、政治的な経験不足から内部対立も続き、同党所属の二人の閣僚の辞表提出が内閣総辞職の直接のきっかけとなった。
    2002年上半期の実質経済成長率がゼロ成長と経済情勢が厳しい中での政局の変動は、今後の経済運営にとっては望ましくないとの声が多いことから、総選挙は年内にも実施される可能性が高まっている。
    また、バルケネンデ首相は18日、この政局混迷がEUの東方拡大計画に混乱をきたすのではとの懸念が広まっているのを受け、東方拡大計画に変更はない、オランダは拒否権を行使するつもりもないと言明した。


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