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東南アジア駐在員報告

2002年4月 社会・時事
駐在員 : 岩城 徹雄


    ・マレーシア、タイ、インドネシアに干ばつの被害
    マレー半島を中心に2月から降雨量が極端に減っており、各国で被害が出ている。
    マレーシアでは首都クアラルンプール、隣接するセランゴール州、その隣のマラッカ州で水不足が深刻化しており、断水した地区には給水車が出動した。特に渇水が深刻なマラッカ州では3月14日から15日にかけて、同州内のダムにて雨乞いの儀式も行われた。州首相も出席しコーランを唱え祈った甲斐があり、15日の午後からの雨でダムの貯水量に回復が見られたという。3月下旬にはまとまった雨もあったが、ダムの水位は依然危険水位にあり、洗車業者に営業休止を呼びかけたりしている。
    タイでも乾季が例年より早く始まっており、東北部では主要河川が干上がり、満水時の5分の1になったダムもあり、農業用貯水池の水も不足しており農作物への被害が懸念されている。南部では、水不足のため養魚場の塩分濃度があがり、養殖魚が死ぬ被害が出ている。タイ内務省では干ばつによる被害額が1億バーツ(約3億円)を超えたとしている。
    インドネシアの首都ジャカルタ周辺では洪水の被害があったが、スマトラ島では3月に入ってから降水がほとんどなく水力発電所の貯水量が減り、リアウ、西スマトラの2州で停電が続いた。また、携帯電話の無線基地局への電力が供給されず、携帯電話が使えない状態が続いたという。
    さらに、乾燥した天候のためスマトラ島やマレー半島で山火事も発生し、煙害(ヘイズ)によりマレーシアの首都圏を中心に大気汚染、視界不良など影響が出ている。


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