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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2007年2月 社会・時事
駐在員 : 獅倉 浩


     今年独立50周年のマレーシアは、「ビジット・マレーシア2007」と称し、様々なイベントを計画している。日本人観光客の
    誘致目標は50万人ということだが、マレーシアには、同国政府が推進する「マイセカンドホーム・プログラム」を活用し、長
    期滞在ビザを取得して生活しているシニア世代の日本人が約400人いる。これは10年間有効なビザで何度でもマレーシアに入国
    して、希望する期間自由に滞在できるというものである。
     本プログラムはマレーシア政府の観光省が管轄しているが、

    @ ワンストップセンターとして「マレーシア・マイセカンドホーム・センター」を設置し、全ての手続きが1箇所でできるよう申請者の利便性に配慮している。
    A 50歳以上の者が申請する場合は、マレーシア国内に定期預金を15万リンギット(約450万円)、若しくは海外からの月収証明1万リンギット(約30万円)が必要だが、定期預金は1年経過後6万リンギット(約18万円)を残し、不動産購入、教育費、医療費等に当てることが許される。
    B マレーシア国内でのスポンサーが不要
    C 滞在期間が最長10年間

    など昨年以来様々な条件が緩和され、マレーシア政府の前向きな姿勢が伺える。
     同センターによると、本プログラムにより長期滞在ビザを取得した外国人は、昨年末現在で8,723人であった。国別にみると、第1位は中国で1,974人、第2位はバングラデシュで1,429人であり、この2国で全体の約40%を占めている。マレーシア政府は、2010年までに本プログラムで10万人の外国人に長期滞在ビザを発給する目標を設定しており、その中でも今年約800万人の退職者がある日本は、最も有望なターゲットになっている。

    (注)マレーシアリンギットと日本円との交換レートは、1マレーシアリンギット=30円で換算した。


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