ヨーロッパ駐在員報告
2002年5月 社会・時事
駐在員 : 山口 幸博
・ワールドカップ、欧州最新情報
韓国・日本でのW杯も近づき、欧州でのサッカー報道にも熱が入ってきた。
4月15日には、2006年のワールドカップ・ドイツ大会の開催都市の発表があり、ミュンヘン、ベルリン、フランクフルト、ケルン、ハンブルク、ハノーバーなど12都市が選ばれた。ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフ市は選ばれなかったことから、地元新聞などは「デュッセルドルフ市、赤っ恥」といった見出しでこの問題を大きく報じていた。
一方、今大会ではドイツの有力選手メッヒメット・ショル選手の引退、セバスティアン・ダイスラー選手の怪我による不調などで、ドイツチームの活躍を危ぶむ声も出ている。
また、英国では、4月10日、イングランド代表主将でデビッド・ベッカム選手が試合中に左足首を痛めて途中退場となった。翌日の発表によれば、全治6週間の負傷とのことだが、英国の新聞は、一面にベッカム選手の左足首の写真を大きく載せたり、早期回復を祈る多くのファンの姿などを報じていた。
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