台湾駐在員報告
2019年5月 経済 駐在員 : 内藤 晴仁
静岡県防災用品普及促進協議会(以下「協議会」という。)が、JETRO静岡の支援で行う台湾との防災交流事業は、今年で4年目を迎える。台湾の各消防局との連携を深め販路開拓を進める協議会にとって、これまでの課題の一つは、「台湾人の防災意識の低さ」であった。
4月中旬、台湾東部の花蓮市で震度7を記録した地震は台北市内でも震度4を観測し、一部のビルが傾斜するなど地震の恐ろしさを見せつけた。このため、地震直後の週末に開催した防災イベントは多くの来場者で賑わい、台湾との大学交流では大学側の依頼により、防災用品PRのビデオ収録が急遽行われる等、台湾での防災意識の急激な高まりを肌で感じることとなった。
防災は備えが全てである。台湾で危機意識が高まっている今こそ、防災の大切さを訴えるため、PR強化の必要を感じている。
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