韓国駐在員報告
2011年3月 社会・時事
駐在員 : 掛沢孝寿
ソウル市は2月16日、麻浦区の上岩デジタルメディアシティー(DMC)に1,700億ウォン(約127億3,000万円)を投じ、2014年までに「韓国版ハリウッド」を造成すると発表した。
3万5,000平方メートル規模の麻浦石油備蓄基地跡地に、米ユニバーサルスタジオを縮小したテーマパークやソウル江南区のCOEXのような複合産業・文化 施設、韓国国内最大規模(6,000平方メートル)のコンピューターグラフィック(CG)制作施設、都心型の撮影セット(5,000平方メートル)などを建設、東アジア最大の文化コンテンツハブとして育成する計画である。
同市は第1期事業として、2002年から昨年末にかけて56万9,925平方メートルの敷地面積にメディアや情報技術(IT)関連企業293社を誘致、2万4,950人が勤務する先端文化産業クラスターを造成している。
2014年までの第2期事業では、○映像文化コンプレックス○文化コンテンツ産業支援インフラ○韓流文化観光地区などを構築する計画である。事業が完成する2015年には、約6万8,000人の雇用創出と現在11兆ウォンから35兆ウォンへの年間売上高の増加が見込まれるとしている。
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