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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2019年2月 経済
駐在員 : 芦澤 裕之


1月12日にビジット・ジャパン大使のジョージ・リム氏による「ACROSS CENTRAL JAPAN ツーリズムセミナー」を中部国際空港(株)、名古屋鉄道(株)との共催により初開催した。旧正月(春節)の連休に訪日旅行を計画するシンガポール人をターゲットに、静岡、愛知、岐阜、長野を中心とした中部地域の観光をPRした。セミナーの注目度は高く、JNTO(日本政府観光局)や共催各者のSNS(フェイスブック)による情報発信のみで、400人もの集客に成功した。
セミナー開催のきっかけは、昨年3月、中部国際空港(株)の担当者と、シンガポールから中部地域への集客を進めるためには、名古屋圏の「引力」が強くならなければならない、という意見交換をしたことだった。その後、中部国際空港(株)の声掛けにより、名古屋鉄道(株)がチームに参画。同社にとっては初のシンガポールでのBtoC(消費者向け)事業となった。静岡でも数多くの取材経験を持つトラベルライター、ジョージ・リム氏に講師を依頼し、現地取材に基づく臨場感たっぷりの説明をしていただいた。
聴衆からの反応が大きかったのは朝霧高原のパラグライダー、富士山でのキャンプ、茶摘みなどの「アクティビティ」や、高足ガニ、浜名湖うなぎなどの「食」であった。セミナー後には講師や関係者に、具体的な行き方や料金などを訪ねる聴衆の姿が多く見られた。
SNSやYouTubeなどオンラインPRが中心となった現在においても、実際の訪問に結び付けるためには、ダイレクトな情報が最強のツールである。


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