中国駐在員報告
2017年5月 経済 駐在員 : 土屋岳久
2017年3月4日(土)、5日(日)の二日間、上海市内にある日系温泉施設「極楽湯金沙江温泉館」にて、静岡県をPRするため「静岡県×極楽湯 茶の都しずおか体験イベント」を実施した。
極楽湯の客層は20代〜30代の女性が多いため、日本や温泉になじみが深く、消費水準も高い。これらの客層が上海から日本への個人旅行の客層の特徴と一致しているため、本イベント実施による本県のPR効果を狙った。
イベントでは、静岡県産の茶葉を投入した「静岡茶風呂」の設置や、静岡茶3種(煎茶、水出し煎茶、ウス茶糖)の試飲、茶香炉による茶の香りの演出等を行い、五感を使ったお茶の体験をした。また、ステージでの観光PR、ふじっぴーとの写真撮影会等の実施や、ひな祭りの時期でもあったため、駿河雛人形を中心に静岡県の伝統工芸品も展示した。
特に静岡茶葉をお風呂に投入するというアイデアは中国では大変インパクトがあったようで多くの現地メディアにも取り上げられ、静岡県の認知度向上を図ることができた。
静岡県は温泉旅館数日本一の県でもあるので、中国の温泉ファンへ本県をPRするため、今後も引き続き極楽湯等の温浴施設と連携しPR活動を実施していく。
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|