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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2009年8月 政治
駐在員 : 長谷川 卓


インドネシア・・・ユドヨノ政権二期目はテロとの戦いから

7月8日に実施された大統領選挙の結果が、27日確定し、6割を超える得票率で現職のユドヨノ大統領が再選を決めた。反汚職、反テロへの断固とした取組みで社会が安定、これが経済成長に繋がったと考える国民から多くの支持を集めたことが再選の理由として挙げられている。
一期目の実績から、二期目に向けて順調なスタートを迎えるとみられた17日午前8時、首都ジャカルタの2つの高級ホテルで自爆テロ事件が発生、外国人を含む死者9人、負傷者50人以上の大惨事となった。
 今回の事件は、東南アジアで活動するイスラム過激派組織「ジェマ・イスラミア(JI)」の関与が報道されており、ユドヨノ政権のテロ根絶を目指したJI幹部の一斉逮捕などの取組みが、一定の成果を上げたと言われる中での惨事であり、インドネシアの社会、経済に与える影響は大きい。
標的とされた2つのホテルは中国系インドネシア人財閥が所有する。同国は、富裕層を占める少数の中国系と、中間層、貧困層を占める大多数のプリブミ(純インドネシア人)で構成される。着実な経済成長を続ける中で、取り残される貧困層の不満は大きい。経済格差、貧困問題と民族、宗教問題が結び付くと、容易に事件が起きるのはいずれの国も同じか。


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