ここから本文です。
東南アジア駐在員報告2006年8月 社会・時事 マレーシアにとって初めての2国間EPA(注1)である、日本マレーシア経済連携協定(JMEPA)が7月13日に正式に発効し、今後更なる両国の経済交流が期待される。
マレーシア観光省は、今年の中東からの観光客数は、昨年の30%増の20万人で、8億リンギット(注2:日本円で約220億円)を支出するものと予測しており、これは今年の外国人による観光収入の約3%に相当する。 注1 EPAとは、経済連携協定のことであり、自由貿易協定の要素を含みつつ、締約国間で経済取引の円滑化、経済制度の調和、協力の促進等市場制度や経済活動の一体化のための取り組みも含む対象分野の幅広い協定である。 注2 リンギットとは、マレーシアの通貨で、交換レートは7月現在、 100円=3.63リンギットである。 |
お問い合わせ