台湾駐在員報告
2022年9月 経済 駐在員 : 宮崎 悌三
新型コロナウイルス感染症の影響で3か月ほど延期されていた台北旅行展(正式名:台北国際観光博覧会)が8月に開催されたため、昨年度に引き続き出展した。観光目的での日台間の往来はまだ再開していないが、4日間の会期中、海外旅行に期待を寄せる人たちを中心に、昨年より約1.2%増となる18万1千人の入場者で賑わった。
コロナ下においても、静岡県への関心を維持していただくため、事務所ではこの3年間欠かさず本旅行展へ出展している。写真撮影と季節ごとの花は台湾で人気があり、事務所運営のフェイスブックでも富士山や花の記事には多くの「いいね」が集まることから、今年度は「静岡県の絶景と花」をテーマにブースを構えた。
2年前は、来場者から「今は行けないのでしばらくは台湾を旅行する」という声が多く聞かれたが、今年はブース内の地図をじっくりと眺め、配付資料を一つ一つ手に取って、行き先を吟味している姿が多く見られ、旅行再開時の情報収集や、春の季節の見どころ等に関する問い合わせも多く、来場者の日本への渡航意欲を強く感じた。
今年度は台湾北部・中部・南部であと3回、旅行展に出展する予定である。来場者からの「静岡県に行ったことがあるよ」とのお声がけが、事務所一同の励ましとなっている。
【図】日本観光局特設ステージで静岡県の魅力発信
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