韓国駐在員報告
2014年5月 経済 駐在員 : 松村昭宏
韓国産業通商資源部は、2014年4月24日、大型スーパーの2014年1〜3月期の売上高が前年同期比3.3%減少したと発表した。
これで、2014年4〜6月期から8期連続のマイナスとなっている。韓国では大型スーパーに対して、2012年4月から定休日(原則として月2回の日曜日)の導入が義務付けられた。不景気が長引く中、2014年1〜3月期も義務休業が響いたようだ。2014年3月の主要小売店の売上高動向をみると、大型スーパーの売上高は前年同月比3.7%減、百貨店も1.1%減少した。韓国産業通商資源部は、「花冷えで春物衣料の販売が減ったことが一部影響した」と説明した。大型スーパーの衣料は6.3%、百貨店も女性カジュアルが3.8%、男性衣料が2.9%、それぞれ売上高が減った。大型食品スーパーの売上高も2.1%減少した。その一方で、コンビニエンスストアは6.5%増加している。
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