台湾駐在員報告
2021年1月 社会・時事 駐在員 : 宮崎 悌三
東日本大震災から10年目の節目となる2021年を前に、(公財)日本台湾交流協会(台湾における日本大使館に相当)は、日台の友情の精神を表したロゴとキービジュアルを発表した。
これを受けて、台湾へ派遣されている日本の地方自治体の職員有志で、日台の友情を深めるために今、出来ることを考え、台湾では文化として定着している自転車で台湾を一周すること(環島)を通じて、それぞれの自治体の認知度向上と新型コロナウイルス感染症に苦しむ日本に向け、台湾の方と共に励ましの気持ちを届けることを目指す交流イベントを実施することとし、趣旨に賛同した16名が参加した。
折しも台湾観光局は2021年を「自転車旅行年」として自転車による観光をPRする考えで、この交流イベントをプレイベントとして位置付け、告知等に関する支援をいただいた。
この交流イベントでは、台湾各地の地方政府等を訪れるコースを設定し、それぞれの訪問先では、多くの励ましや交流再開についてメッセージをいただいた。
また、イベントの様子は、台湾のテレビ、新聞などで大きく取り上げられ、台湾における日本の地方自治体の活動についても周知できたと考えている。
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