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北米駐在員報告
2000年7月 社会・時事
駐在員 ： 若梅 真樹
ビッグスポーツ“ウッズ&レイカーズ”
北カリフォルニアのペブルビーチ・ゴルフリンクスで開催された第100回全米オープンゴルフは、初日から首位のタイガー・ウッズが2位に15打差をつけるという圧倒的強さで優勝した。
過去同コースで開催された全米オープンの覇者であるジャック・ニクラウス、トム・ワトソン、トム・カイトといった名選手に名を連ね、さらに、2000年に開催された第100回記念大会という節目での優勝で、ウッズが名実ともに21世紀をリードするゴルファーであるということが実証された大会でもあった。
一方、米プロバスケットボールのNBAチャンピオンシップでは、ロサンゼルス・レイカーズがインディアナ・ペーサーズを4勝2敗で下し、12年ぶり12度目の優勝を果たした。
熱狂的なファンの暴徒化で、パトロールカーやTV中継車が放火されるなどの事件があったものの、翌日には、ダウンタウンのフィゲロア通りから本拠地のステープルズセンターまでの優勝パレードが行われた。中心選手のシャキール・オニールやコビー・ブライアント、ブルズから移籍した優勝請負人ジャクソン監督、往年の名選手マジック・ジョンソンらを目の当たりにして、ミーハー状態に陥ってしまったのはいうまでもない。ちなみに優勝パレードの人出は25万人だったということである。
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