台湾駐在員報告
2023年6月 経済 駐在員 : 市川 美奈子
台北市内で開催された「台北国際観光博覧会」に、昨年度に引き続き出展した。台湾では、5月1日から新型コロナウイルス感染症が第4類(季節性インフルエンザと同じ)に引き下げられ、会場は多くの来場者で賑わった。4日間の会期中、昨年より約7割増となる30万6千人の入場者が会場を訪れた。
当事務所では、昨年度に引き続き「静岡県の絶景と花」をテーマにブースを構え、ステージイベントを開催した。季節ごとの花は台湾で人気があり、事務所運営のフェイスブックでも富士山や花の記事には多くの「いいね」が集まっている。今年はブース内の地図をじっくりと眺め、配付資料を一つ一つ手に取って、行先を吟味している姿が多く見られた。また、「東京から静岡へはどうやって行くのがよいか」「交通手段は何を利用するのがよいか」など具体的な質問が多く、来場者の渡航意欲を強く感じられた。
今年度は北部・中部・南部であと3回、旅行展に出展予定である。旅行展への出展を通じて台湾の旅行客のニーズを深掘りし、本県の魅力をより一層伝えていきたい。
【図】静岡県ブースには多くの来場者が訪れた
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