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東南アジア駐在員報告2001年9月 その他 ・静岡の認知度は? − 観光展示会でSHIZUOKAをアピール −
シンガポール最大の旅行エージェントがこの秋に東海4県を回るパッケージを企画したのを受け、日本国際観光協会のほか、静岡、三重、愛知、名古屋の3県1市がそれぞれの特色ある観光地の紹介を行ったが、シンガポール国民には東京、大阪ほどは馴染みがないため、どのあたりにあるのか、東京からどのくらいの時間でいけるのかという基本的な質問が多かった。 本県ブースではこの機会をとらえて、静岡の認知度などに関するアンケートも実施したが、予想通り富士山は知っているが静岡は知らないという人が多く、今後一層のPRが必要と痛感した。また、静岡を訪れたことのある人は12人しかいなかったため精度に疑問があるものの、ほとんどが1回しか訪れておらず、再び行きたいと答えた人は半数以下であった。静岡を訪れたことはないが行ってみたいと答えた人が96%に上ることも考えると、リピーター確保対策も重要であると思われる。富士山以外のセールスポイントの情報発信についても考えていきたい。さらに来場者との会話の中で、シンガポール人が日本へ旅行する場合のネックとして高いコストと言葉の問題があること、観光に限らずビジネスの面でもアジアとの連携を強めるために静岡空港の早期開設が必要であることを感じた。 アンケートの概要は以下のとおり。 ・回答者数=132人 (男性61人、女性57人、不明14人) ・日本を訪れたことがある=64人(全体132人に占める割合48%) ・富士山を知っている=128人( 〃97%) ・静岡を知っている=54人( 〃41%) ・富士山を知っているが、静岡は知らない=74人 (富士山を知っている人のうち58%) ・静岡を訪れたことがある=12人(全体に占める割合9%、 日本を訪れたことがある人のうち19%) ・静岡を訪れたことはないが、訪れてみたい人=115人 (静岡を訪れたことがない人のうち96%) ・静岡を訪れたことがある人で、1度だけの訪問=10人
(訪れた人のうち42%) ・旅行全般にわたっての興味(複数選択) |
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