東南アジア駐在員報告
2017年11月 経済
駐在員 ： 竹田敏彦
タイ（バンコク）において、個人旅行者向けに日本旅行を紹介するイベント「Visit Japan F.I.T. Fair 2017」が９月22日〜24日まで開催された。会場であるバンコク中心部の高級ショッピングモールに、本県を含む47の地方自治体、観光関係団体及び企業が出展し、それぞれの地域、施設及び商品をＰＲした。
昨年度のタイ人の海外人気旅行先（ホテルズドットコム調べ）では東京が首位、大阪が４位、札幌が８位とトップ10に日本の３都市がランクインしている。このデータを証明するかのように、３日間を通じて非常に多くの人々が会場を訪れ、併設された旅行会社ブースには各種チケットを求める来場者の長蛇の列ができていた。
「静岡」という名前を知らない来場者がまだ多い状況ではあるが、一方で、既に何度も日本へ旅行し、静岡に興味を持ってもらえそうな人達も出てきている。実際、弊所のブースでは、「伊豆ドライブ旅行を予定している」、「有東木（静岡市）でわさびを見たい」、「マラソン同好会で静岡へマラソン旅行をしたい」など、多くの具体的な質問を受けた。
その他にも楽しかった思い出を話しながら自分が撮影した「河津桜」や「修善寺温泉」の写真を見せてくれる方がいるなど着実に静岡ファンが増えていることを実感した。
弊所では、さらに多くのタイ人観光客に静岡を訪問してもらえるよう取り組みを進めていく。
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