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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2000年7月　経済
駐在員 ： 岩城徹雄

    シンガポール、生命科学事業の誘致へ
    シンガポール政府は、生命科学の研究開発支援に10億シンガポールドル（約600億円強）を投入し、この分野の発展を促し世界最高レベルの生命科学企業を誘致する計画を明らかにした。手始めに遺伝子の研究組織「シンガポール・ゲノミクス・プログラム」を立ち上げて、ガンなどの病気を遺伝子レベルで研究し成果を商業化する。これをもとに世界から先進の生命科学企業を誘致し、この産業分野の規模を拡大しようというもの。
    この計画は、日米欧の国際チームとアメリカのバイオ企業がヒトゲノム解読を完了したと発表した日の2日前に発表されたもので、ＩＴ（情報技術）の推進と同様、国を上げて他にさきがけて新しい分野に取り組もうとする同国の姿勢がよくあらわれているものと、感心した。


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