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東南アジア駐在員報告
2013年1月 社会・時事 駐在員 : 長谷川 卓
12月19日、22日、ホーム・アンド・アウェイ方式で行われた東南アジアサッカー選手権決勝で、シンガポールがタイを2試合合計3対2で破り、2008年以来4回目の優勝を遂げた。
筆者は、偶然12月13日〜19日にタイへ出張していたこともあり、大会開催中にシンガポールとタイの両国がサッカーで盛り上がっていることを実感できた。先月後半からは、新聞、テレビ、ラジオの報道だけでなく、街中でも「スズキカップ」を話題にしている人たちの会話が聞こえてきた。
25日のシンガポール高級紙ストレーツタイムズには、”Soccer bonds the nation(サッカーが国民を結びつける)”の見出しで、今回のサッカー応援で、民族、言葉、宗教を超えて国民が一つになったとの記事が掲載され、23日に凱旋帰国した代表チームの出迎えに、普段は韓流スターのおっかけしか集まらないチャンギ空港にサッカーファンが800人も集まったことを伝えた。
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