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韓国駐在員報告

2016年9月 経済
駐在員 : 野原靖


韓国焼酎メーカーが韓流ブームを追い風に輸出先を拡大している。

釜山の酒類メーカー、「大鮮酒造」は2016年4月、中国に焼酎「スンハンC1」を2万4,000瓶輸出したが、中国側から追加の注文がさらに入っているという。「スンハンC1」はアルコール度数16度で、焼酎としては低アルコールの部類であるが、中国では韓流ブームの影響で予想以上に好評を得ているという。
 
 同社では、これまで、中国、日本、カンボジア、シンガポール、オーストラリア、タイなど20か国以上にアルコール度数19度の「C1」をはじめ、「C1ブルー」やグレープフルーツ味の「C1ブルージャモン」を輸出してきたが、今年は低アルコール焼酎の輸出販路も開拓したことで、さらに輸出に弾みがついた。同社の上半期(1〜6月)の焼酎輸出量は42万9,000瓶で、この勢いが続けば、昨年の年間輸出量77万瓶を上回る。

また、慶尚南道昌原市の酒類メーカー舞鶴は、低アルコール焼酎「ジョウンデー」(16.9度)のモンゴル輸出に取り組み始めた。ウオッカやウイスキーなど伝統的にアルコール度数が高い酒が好まれるモンゴルに低アルコール焼酎を輸出したことが、韓国酒類業界で関心を集めている。

舞鶴の関係者は「最近、モンゴルでは若い消費者を中心に韓流文化が広まり、韓国焼酎に対する関心も高まった」と話している。今月末からは、既に中国、日本、米国等、20か国以上に輸出をしている6種類のフルーツ味の焼酎「ジョウンデーカラーシリーズ」もモンゴル市場に投入する予定だ。

酒類業界関係者は「持続的な品質改善と競争で韓国焼酎が海外酒類市場でも好評を得ている。韓流ブームのおかげで焼酎の知名度も高まった。海外では在外同胞を中心に焼酎が消費されていたが現地消費者の需要も拡大しつつあり、輸出の見通しは明るい」と述べている。


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