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東南アジア駐在員報告

2002年2月 社会・時事
駐在員 : 岩城徹雄


    ・インドネシア、洪水の企業への影響
    インドネシアでは1月から首都ジャカルタを中心に洪水の被害が広がり、地滑りや感電によるものも含めて多くの死者が出ており、被災者の数は10万人を上回るとも言われている。25日に本県関係企業駐在員などに電話で現地の状況を伺ったところ、少なからず影響が出ているようである。
    ジャカルタ近郊では日本人の住むアパートにも浸水被害があり、本県関係企業駐在員の中にも一時的にホテルへ退避した方もいるようである。日系自動車メーカーも入居するジャカルタ近郊で一番古い工業団地内をはじめ、いくつかの工業団地で浸水の被害があるとのこと。
    中心部から東方面に伸びる高速道路沿いには、日系商社やゼネコンが開発した工業団地がいくつかあり、本県企業の立地も多い。ある工業団地のマネージャーの話しでは、日系企業開発の団地はどこも排水設備がしっかりしており、冠水、水没などの被害はなく各工場の操業には大きな支障は出ていない。一部の従業員が家屋が流されたなどの被害に遭い出勤できない状況にあるが、割合としては多くない。ジャカルタ市内から部品、原材料など届きにくい状態にはなっているが、対応可能な範囲であり、電力の供給に関しても問題は発生していない。高速道路そのものには被害はないが、渋滞が激しく交通情報には気をつけている、とのことである。
    また、1月最終週にジャカルタへ出張した人の話しでは、市内と国際空港を結ぶ高速道路が冠水したためセダンや商用車などは通行できなくなり、5〜6時間かかってやっと着くという状態であった。2月に入り回復し始めているようだが、所要時間は普段の倍かかると見ておいたほうがいいようである。


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