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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 北米駐在員報告

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北米駐在員報告

2001年6月 経済
駐在員 : 若梅真樹


    ・5度目の利下げ実施
     連邦準備制度理事会(FRB)は、連邦公開市場委員会(FOMC)で、今年で5度目となる利下げを発表、主要金利のフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を現行の4.5%から4.0%に、また、公定歩合も同様に0.5%引き下げて3.5%に設定した。
     FRBは、事業の先行き不透明感から、設備投資は落ち込んでいるなどの懸念を表明。これまでの株価下落による個人消費への悪影響や、海外の成長減速などを米国の重圧と指摘しながら、大幅な金融緩和の必要性を説明した。
     グリーンスパン議長によると、更なる利下げの可能性も示唆しながら、今年に入って実施した5回の利下げが年内の経済回復の大きな助けとなるはずとし、現在は金融市場の安定によって消費者の景況感や支出が増加するのを待っている状態だと説明。また、ビジネス面では、自動車を中心に多くの業界が、需要減速に合わせて余剰在庫を削減しているが、コンピュータ、半導体、通信機器などテクノロジー関連は、この調整が遅れていると指摘した。また、エコノミストの間では、FRBはアグレッシブな金融緩和政策を打ち出した。国内及び国外経済をリセッション(景気後退)入りから守ろうとする姿勢が感じられるとの評価を下している。


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