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韓国駐在員報告
2011年8月 その他 駐在員 : 掛沢 孝寿
文化体育観光部は7月14日、旧ソウル駅舎(史跡第284号)を複合文化空間「文化駅ソウル284」として8月9日にオープンすると発表した。
写真や美術、デザイン、建築の展示会や音楽会、会議、ファッションショーなどさまざまな文化行事が開催される。
すでに同部と韓国工芸・デザイン文化振興院は約2年間の原型復元工事を終えている。
旧ソウル駅舎は東京駅に似た赤レンガが特徴のルネサンス様式で、地上2階地下1階の構造を持つが、2004年の京釜高速鉄道(KTX)の開通に合わせて建設された新駅舎の誕生とともに、鉄道の駅舎としての機能を失い、一般の利用に供されていない。
同部の鄭柄國長官は、「旧ソウル駅舎の歴史的、空間的な潜在力を最大限に生かした。オープン後は文化駅ソウル284を中心に、駅周辺の都市空間を再編する」と話している。
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