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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2001年4月 経済
駐在員 : 岩城徹雄


 インドネシアのスマトラ島アチェ特別州で天然ガスの採掘を行っていたアメリカ系のエクソン・モービル・オ イル・インドネシア社は、治安の悪化を理由に39日から操業を停止しており、未だ早期再開のめどは立っ ていない。同社では、独立派組織のアチェ自由運動(GAM)による生産の妨害が原因であるとしており、320日に現地を視察したインドネシア政府の鉱物資源エネルギー相ら要人が乗ったヘリコプターが銃撃を受けたり、エクソン社の施設で警備中のインドネシア国軍とGAMと見られる武装グループの間で銃撃戦が起こるなど、状況は改善されていない。

     エクソン社が採掘した原料を元に液化天然ガス(LNG)を生産し販売している国営石油会社プルタミナでは、この生産停止による不足分の埋め合わせとしてカリマンタン(ボルネオ)島東カリマンタン州ボンタンから代替供給を行うとしているが、日本や韓国との契約量の78割しかまかなえず、7月以降は代替供給もできなくなる見通しである。エクソン社の操業が再開されずボンタンの代替供給もできなくなった場合、インドネシアでは国家予算の石油ガス収入の大きな部分を失うことになる。
      なお、プルタミナ社からLNGの供給を受けている日本の東北電力では、マレーシアからのLNG購入を決め、他の供給先の検討も行っている。


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