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中国駐在員報告
1999年10月 その他 駐在員 : 今村理一郎
浦東新国際空港供用開始
中国・上海市が浦東新区に建設を進めていた上海新国際空港第一期工事が完成し、9月16日より供用を開始した(正式開港は、建国50周年の10月1日)。
全日空は、上海−成田、上海−大阪間の発着を10月31日から新国際空港に移転する見通しであり、日本航空も年内移転を目指して準備を進めている。
空港当局が示した空港利用計画によると、浦東国際空港には、日本、韓国、米国路線と一部を除く欧州路線、既存の虹橋空港には東南アジア、オセアニア路線が集約することとなっている。各航空会社の路線移転の動きは10月に入り、本格化するが、上海を本拠とする東方航空の上海−成田、大阪便は来春以降となる。
一方、国内線については、北京、広州、香港など幹線の路線は両空港を併用し、青島以北(大連,瀋陽、北京、天津、長春、吉林等)のローカル線は、浦東空港を利用し、西南、西北地域(重慶、成都等)の路線は、虹橋空港の利用となる。
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